IPÊ　ブラジル国花　イペ

2021/09/01 15:16



ブラジル国花　イペ

黄色い花はブラジルの国花に指定されています。
ラッパのように広がった花びらが可憐です。
イペの木には、桜と同様に花が咲き終ってから葉が出てくるという特徴があり、
花の形は違いますが、枯れ木に花が満開に咲き誇る立ち姿は桜の姿と被ります
 
日本では4月中旬頃から花を咲かせます。
 私の住む関西地区では神戸でその花を見ることができます。

 神戸JR元町駅から延びる鯉川筋をまっすぐ北に登った山に位置する旧神戸移住センター（海外移住と文化の交流センター）は
ブラジルに移民する人々がその準備をするための施設でした。

 旧神戸移住センターには古くからイペが植えられていたそうです。
 
日本初第一号ののブラジル移民船は神戸発。
旧神戸移住センターとメリケン波止場を結ぶ鯉川筋やメリケンパーク、みなと公園などには明治４１年（1908）に
第一号の移住船（昭和46年で終了）が出港してから100年目の2008年に　ブラジル移住100周年の記念としてイペの樹が植樹されました。