2021/11/01 16:59

多くの人々に愛されたブラジルポピュラー音楽歌手 クララ・ヌ二ス



クララ・ヌ二ス 1942年ミナスジェライス州生まれ。
1983年に40歳という若さでこの世を去りました。

ブラジルの女性歌手として初めて50万枚を超えるアルバムの売り上げを記録し、70年代にブラジル音楽界に大きな人気を博しながら深く美しく力強い曲を数多く歌い続けました。

アフリカのアンゴラを訪れたことをきっかけにブラジル音楽のルーツに目覚め、リオの老舗サンバチーム「ポルテーラ」の門を叩きます。
サンバをはじめ、バイーアのアフロ・ブラジル音楽、ブラジル北東部の音楽などを歌って次々にヒットを放ち、1982年には、来日公演も行なわれました。

来日公演の翌年、1983年、足にできた静脈瘤の手術中、麻酔投与ミスにより昏睡状態となり、4月2日未明、40歳という若さで悲劇的にも突然帰らぬ人となってしまいます。

クララ・ヌ二スのレパートリーは今も大勢の女性シンガーに愛され、歌い継がれています。


Canto das Três Raças